股関節症
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階段を登り降りや自転車等に乗ろうとすると痛む
起床時に動かしはじめが痛い
長時間の同じ姿勢や長時間で椅子から立ち上がる時に痛む
歩き始め歩いた後に痛むこと、関節周囲が気になることがある
普段から何もしなくても痛むことや動かしづらい時がある
ここ最近気候で冷えてきたから身体が気になり始めた
小さい頃骨盤が人より小さいもしくは変形していると言われた事がある
筋力の衰えを感じ始めている -
股関節痛に対する当院の考え
幅広い原因、症状が考えられますが近年多いのが変形性股関節症です。
他には大腿骨頭壊死、関節リウマチ、小児ペルテス病、大腿四頭筋拘縮等が挙げられます。
1番多い変形性股関節症については元々生まれつきで股関節の受け皿となる骨盤が浅い状態が続き、年齢を重ねて負担がかかり蓄積された事で軟骨のすり減っていきます。
次第に初期から炎症反応や運動痛が起こり痛くて動かさなくなると次第に固まっていき関節可動域の低下や日常生活に支障をきたします。
なので早期施術から痛くない程度の運動療法やプール等での重力を使った運動を推進します。 -
股関節を放っておくとどうなるのか
上記の状況が続くと徐々に軟骨が減っていき円滑に動いていた歯車がさびつく状態になります。
特にこの寒い時期は筋肉の縮こまりが強くなり負担がかかりやすいです。
今の状態が続いていくと次第に正座、あぐら、日常生活に支障をきたす可動域制限や
夜眠れられない程の夜間痛、動かした時に痛む運動痛が症状として出てきます。
それがまた悪循環を生み出して本来なら数ヶ月で治っていた物も痛いから動かさないなど放っておくと数年かかるケースや最悪の場合手術等で人工股関節を入れる事もあります。
手術をしたケースだと3〜4週間は寝たきりの状態が続きますので早めの施術をオススメします。 -
股関節痛の改善方法
「痛いから動かさない」は大きな間違えです。
基本的な改善方法としては痛くない方法でストレッチで柔軟をつけることや、関節の負担を最小限にした筋力アップが効果的です。
関節の動きを伴わない筋肉トレーニングや重量を利用したプール等での運動療法も効果的です。
痛いと中々トレーニングやストレッチまでやる事ができない方が多数います。
そんな中痛くない方法があるのであればそれを利用する他ありません。
股関節痛にも様々なステージがありますが放っておくとステージの階級が上がってきてしまうので早期施術を心がけてはいかがでしょうか? -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
当院のメニュー
柔軟性に対する「筋膜ストレッチ」
ストレッチに関しては股関節周囲だけではなく、ふくらはぎ、内外もも、お腹周りの筋肉を汗がかくほどのストレッチを行います。
股関節痛の段階にもよりますがゴールは正常可動域まで戻すことです。
筋肉の硬さに対する「鍼施術」
股関節周囲の硬さがある所に対して鍼施術を行い、硬さをとることはもちろんのことその筋肉に遊びを作る事ができ関節の負担を大きく減らす事ができます。骨盤周りに特化した「骨盤はがし」が効果的です。
筋膜ストレッチとの違いとして骨盤、股関節周囲の筋肉に特化して柔軟性を出していきます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
・ストレッチでは筋肉と関節の比率が大切になります。いかに関節に負担をかけないかが大事です。
・鍼施術では局所の硬いポイントを直接狙って施術でき筋肉に遊びを作り関節の負担を減らします
・骨盤はがしでは普段あまり耳にしない施術ですが当院の施術だと骨盤付近に付いている筋肉を動かして股関節の柔軟性はもちろん腰痛改善にも繋がります。
筋膜ストレッチとの違いは手技を加えた施術を行い、筋肉に遊びを作る事ができます。 -
軽減するための施術頻度は?
股関節痛にも色々な種類がありなおかつ
筋肉、関節には人によって硬さや大小違いますが最低でも週に3回は必要になります。
なぜかと言いますと筋肉トレーニングと同じ考え方で週に一回の柔軟だとあまり効果が見込める事が出来ず最低でも2日に一回、週の半分ペースで筋肉に対して柔軟をつけていく事をオススメいたします。