肉離れ
こんなお悩みはありませんか?
スキップやジャンプをしたら太ももに激痛が走った
太ももやふくらはぎからブチッという断裂音が聞こえた
日常生活やスポーツをして患部に痛みや腫れが出た
運動をしたら痛みと共に皮膚が青くなった
肉離れを起こしてしまい、日常生活に支障をきたしてしまった
肉離れを起こしてしまい、補講が困難になってしまった
過去に肉離れを引き起こし、再発防止のためにどんなことをすればいいか
重いものを持ったり投げたりした時に腕や背中、胸が痛くなった
肉離れで知っておくべきこと
症状としては、痛みや腫れ、患部の動かしにくさが現れます。軽度の場合は軽い痛みですが、重度の場合は激しい痛みや内出血が見られます。
原因としては、急激な運動や過度な運動、過度な負荷がかかる動き、準備運動不足などが挙げられます。筋肉が縮もうとしている時に急激な過伸張力が加わることで、筋肉繊維が部分的に断裂または完全断裂することがあります。
ももやふくらはぎなどの筋肉に起こることが多く、たいていは部分的に断裂しますが、場合によっては筋肉が完全に断裂することもあります。まれに腕の筋肉や腹筋、胸筋でも肉離れを起こすことがあります。
症状の現れ方は?
肉離れの症状は以下のように現れます。
1つ目は痛みです。
急に鋭い痛みが発生し、特に運動中や運動直後に感じやすいです。
2つ目は腫れです。
痛めた部位が腫れ、触れると痛みが増すことがあります。
3つ目は内出血です。
重度の場合、皮膚の下に血が溜まり、青紫色になることがあります。
4つ目は筋肉の硬直です。
筋肉が緊張し、動かしにくくなることがあります。
5つ目は可動域の制限です。
痛みや腫れにより、関節や筋肉の動きが制限されることがあります。
これらの症状は肉離れの重症度によって異なりますが、いずれも迅速な対処が必要です。
その他の原因は?
肉離れのその他の原因には以下のようなものがあります。
1つ目は不適切なトレーニングです。
急激な負荷の増加や、体に合わない運動プログラムが影響することがあります。
2つ目は筋肉の疲労です。
長時間の運動や、十分な休息を取らない状態での活動が筋肉を疲弊させます。
3つ目は柔軟性の欠如です。
筋肉や腱の柔軟性が不足していると、肉離れのリスクが高まります。
4つ目は過去の怪我です。
以前に肉離れや他の怪我を経験した部位は再発のリスクが高くなります。
5つ目は不適切な靴や用具の使用です。
運動に適した靴や器具を使用しないと、正しい動きが妨げられることがあります。
6つ目は環境要因です。
滑りやすい表面や不安定な地面での運動もリスクを高めます。
肉離れを放置するとどうなる?
・回復の遅れ
適切な治療を行わないと、完全な回復が遅れることがあります。
・慢性痛の症状
痛みが持続し、日常生活や運動に支障をきたすことがあります。
・筋力の低下
使用しないことで、影響を受けた筋肉が弱くなることがあります。
・再発リスクの増加
完全に治癒していない状態で運動を再開すると、再度肉離れを起こしやすくなります。
・患部の運動制限
運動を続けられなくなり、活動的なライフスタイルが損なわれることがあります。
このような症状を引き起こさないためにも、早期に適切な治療を行うことが重要です。
当院の施術方法について
肉離れを起こした場合には、「RICE処置」と呼ばれる応急処置を行います。この応急処置は、肉離れだけでなく、捻挫や骨折などさまざまなケガの応急処置として応用することができます。
R:安静
痛めた部位をできるだけ動かさないようにします。
I:アイシング
冷却パックを痛む部位に当て、腫れを抑えます(約15~20分)。また、内出血を予防し、痛みの軽減が期待できます。
C:圧迫
ケガをした部分を動かさないように、テーピングや三角巾などを使って圧迫します。圧迫といっても、強く圧迫するのではなく、受傷箇所が動かないように固定することを指します。
E:挙上
受傷した部分を心臓よりも高い位置に保つように高く上げます。これによって、肉離れの腫れの予防や軽減が期待できます。
また、「EMS」という電気療法で筋回復を促すことができます。
改善していく上でのポイント
早期の対処が必要です。痛みを感じたらすぐにRICE法を実施し、適切なケアを行うことが重要です。また、再発防止の観点から以下のことを心がけましょう。
・安静を保ちましょう。
痛めた部位を無理に動かさず、十分な安静を確保します。
・段階的な運動再開をしましょう。
痛みが軽減したら、徐々に運動を再開し、無理のない範囲で行います。
・ウォームアップとクールダウンの実行。
運動前のウォームアップと後のストレッチを徹底し、筋肉を適切に準備します。
・柔軟性の向上を図りましょう。
筋肉の柔軟性を高めるストレッチを日常的に行い、再発を防ぎます。
・適切なトレーニングの実施。
筋力バランスを考慮し、全体的なフィジカルコンディショニングを行います。
これらを意識することで、回復を促進し、再発を防ぐことができます。