帯状疱疹後｜本八幡南口接骨院

帯状疱疹は、水疱瘡と同じウイルスが原因とされています。

一般的に、帯状疱疹は50歳代から80歳代の方に多く見られますが、年齢にかかわらず免疫力が低下する要因（加齢やストレスなど）が存在すると、ウイルスに対抗できなくなり発症することがあります。症状は神経に沿って移動し、皮膚に帯状の疱疹として現れると考えられています。

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹を患った人の約5〜25％に合併するとされています。時間と共に症状が軽減されることが多いとされています。

帯状疱疹を発症すると、最初は皮膚に小さな水ぶくれができ、それに伴って軽度なかゆみや痛みが現れます。この段階でも皮膚に痛みが生じ、神経に起因するピリピリとした痛みが感じられることがよくあります。その後、時間が経過とともに皮膚の症状が収まっても、痛みが残ることがあります。

この痛みは非常に強烈で、しばしば突然の刺すような痛みや、焼けるような感覚、電気が走るような痛みなど、さまざまです。また、この痛みが強くなると、治りにくくなることがあります。

帯状疱疹後神経痛に対する病院での施術方法は、患者様の状態や原因に応じて異なります。

一般的に、抗うつ薬などの薬物療法が行われることがあります。また、神経ブロックと呼ばれる治療も行われ、これも症状の軽減に役立ちます。

鍼施術も帯状疱疹後神経痛に有効な施術法の一つです。鍼を用いることで神経の状態を改善し、また疲労やストレスを軽減する効果も期待できます。病院での施術と並行して鍼を受けることで、症状の軽減が早まることが期待されます。

患者様ご自身に気を付けていただきたい点として、好きなことに熱中して痛み以外のことに注意を向けることや、身体を冷やさないようにすることなどが挙げられます。また、十分な睡眠をとり、疲労やストレスをためないようにすることや、患部にさらしなどを巻いて刺激を与えないように気を付けることなどもお勧めです。

当院では、帯状疱疹後神経痛の軽減に効果が期待できる2つの施術メニューを提供しています。

1つ目の施術メニューは「全調整鍼」です。
当院の全調整鍼は、患者様の内臓の調子を確認し、現在の状態を評価します。その後、調子の悪い臓器に該当する経穴（つぼ）に鍼を施し、体全体の調子を整えて気の流れの滞りを緩和します。気の滞りが緩和されることで、ストレスの軽減につながり、帯状疱疹の症状も軽減されると考えられます。

2つ目の施術メニューは「全身矯正」です。
この施術では、全身の姿勢を矯正し、全身の血液循環を改善します。これにより、痛みの原因となる物質が全身に効率的に供給され、痛みが緩和される効果が期待できます。

帯状疱疹後神経痛の改善には個人に合ったアプローチが必要であり、当院では患者様の状態に合わせて施術メニューを提供し、症状の軽減をサポートしています。

当院の全調整鍼を受けることによって、体全体の調子を整え、全身の気の巡りを調和させ、現在のお身体の疲労やストレスが軽減される効果が期待できます。疲労やストレスの軽減は、免疫力の向上につながり、ウイルスやストレスに負けない健康な体の維持に繋がります。

また、全調整鍼と全身矯正を併用することで、骨格の矯正により血液循環が改善され、気の巡りがスムーズになるでしょう。これにより、より強い体を維持できる可能性が高まります。

これらの施術メニューを組み合わせて受けることで、疲労やストレスが全身を滞りなく流れるように改善され、帯状疱疹の症状が段々と軽減されるでしょう。

帯状疱疹後神経痛の軽減に必要な施術頻度は、症状の辛さに応じて異なりますが、週に2、3回の施術を受けていただくことで、施術の効果をより実感いただけるでしょう。

細胞や筋肉の状態が良くなり始めるのに約3か月かかることが一般的に言われています。そのため、痛みの軽減だけを考えると、3か月ほどで十分なこともあります。

しかし、帯状疱疹後神経痛の症状が軽減し3か月ほどで施術を中断すると、脳が正しい姿勢を覚えていないため、症状が段々と再び現れる可能性が高まります。一般的には、人間の脳が良い体の状態を確立するには約半年かかると言われており、再発を予防するためには半年を目安に施術を継続していただくことが望ましいです。

お身体の状態に合わせて適切な施術頻度を検討し、継続的なケアを通じて症状の軽減と健康な生活をサポートできるよう、当院でお手伝いさせていただきます。